りえあおき

異人たちとの夏のりえあおきのレビュー・感想・評価

異人たちとの夏(1988年製作の映画)
3.8
大林宣彦 ×山田太一× 市川森一
それぞれの個性が混ざった妖しい怪奇譚。でも、あたたかさもあって。名取裕子の首筋、背中、存在そのものが眩しい。なぜか業界人役で高橋幸宏さん。

80年代の東京の街並み、地下鉄。
夜の浅草。とても美しく撮影されていて、そこだけとっても観る価値がある一作。

風間杜夫の山田太一的喋りも嬉しくなる。すきなんですよね、これ。最後の方やっぱり泣きました。※You Tube期間限定配信にて。未見の人は2024.3.14までだから いそいでー

10代の頃タイムトラベル物らしい!!とテレビでみた時は 気まずい割に地味だわと 途中で止めた思い出

海外での映画化は お盆の概念をはぶいて描くのかな、などなど気になりますね。

余談。
ドラマ不適切にも程がある、直接的ではないけど、時空をこえて家族と会うという点、BTFより実はこっちの影響下にあるのかもなと。(毎回のタイトルが、ふぞろいの林檎たちオマージュだったりもするので)まったくの独断ですが。たいして根拠はありません笑。