異人たちとの夏の西東京のレビュー・感想・評価

散々号泣したのにその3分後にスプラッター怪談に突入して脳がぶっ壊れるかと思った。いいかげんにしろよ。でも最後の時間をそれなりに楽しく過ごそうとするの本当に泣ける。ああいうの切ない。
物語上の都合の部分以外でも、なぜか顔が見えづらい。幽霊じゃなくても表情が隠れてる。誰が異人で誰が異人じゃないのか、生きてるはずの2人が下を向いて会話するラストの不明瞭な暗さ。異界の境界のなさ。