mikoyan358

昼下りの決斗のmikoyan358のレビュー・感想・評価

昼下りの決斗(1962年製作の映画)
2.5
2012/5/31鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ランドルフ・スコット、ジョエル・マクリーという西部劇の黎明期に活躍した2人の老優の引退試合を、まだ若手の部類に属していたサム・ペキンパーが監督。のちのペキンパー作品に見られる強烈なバイオレンスも外連味ありすぎの演出もなく、本題のはずの金塊輸送を脇に置いて中途半端な恋愛とファイトが続く緩めの展開。銃で身をなす男たちの旅に無理やりついてくる女性、そしてそれを助けるために働く不正義など爽快感が足りない場面がことのほか多かったのは残念。ラストシーンは老優たちの最終打席のようにいい場面が残されていたが...
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