作家志望のソフィー(アマンダ・セイフリッド)は婚約者とイタリアのヴェローナを訪れ、観光地“ジュリエットの家”で“ジュリエットの秘書”たちと知り合う。手伝いで50年前に書かれた手紙の返事を書く。やがて手紙の主クレア(ヴァネッサ・レッドグレイヴ)が孫のチャーリー(クリストファー・イーガン)とともに現れ、50年前の恋人探しに同行することになる。
「13 ラブ 30 サーティン・ラブ・サーティ」のゲイリー・ウィニック監督作品だが、こちらの方がずっと良かった。
始まって20分で結末まで読めちゃうけど、それでもいい話だったし、気持ち良く観ることができる。それはきっと、美しいイタリアの風景とヴァネッサ・レッドグレイヴ演じるクレアの素晴らしいキャラクターのおかげだろう。
3人でかつての恋人ロレンツォ・バルトリーニを探す旅がめちゃめちゃ楽しい。途中で出会うイタリア男がみんな情熱的なのが笑える。
そして、若い二人の芝生の上でのラブシーンは、「きっと、星のせいじゃない。」には負けるけど、なかなか良かった。
音楽もこの映画の魅力で、コルビー・キャレイの「What If」がとってもいい!テイラー・スウィフトの「Love Story」も映画の雰囲気に合っていた。