公開当時、２度3度と劇場に通って観た作品。久々に見返すと登場人物と相関図が結構複雑だったので、一度見ただけじゃわからなかったのかも知れない。
この頃のケビンスペイシーは見る度に別人かと思わせる芸達者ぶりで、向かう所敵なし状態。そこに互角で絡むのがハリウッド初進出のガイピアースとラッセルクロウ。
自分はラッセルクロウの怒れる狂犬っぷりにドン引きだったけど、この後ガンガン売れっ子になっていくんだからアラ不思議。クールなガイピアースの方が全然素敵なのに〜って思ってました(^^)
素晴らしい脚本と新鮮なキャスティング、邦画と違ってスターじゃなくても才能ある若い役者さんが次々と大作に主演出来るハリウッドはやっぱり眩しかったなぁ。
アカデミー作品賞だと思ってたけどこの年は「タイタニック」が受賞したんですね
原作は人気作家JエルロイによるLA三部作の一つ。映画がとても面白かったので小説にもチャレンジしてみたけど、エルロイの文体が合わなかったのか最後まで読めなかった。
ラストの銃撃戦は劇場ではトリハダ立つくらいの臨場感。あとケビンスペイシーの最後のセリフで物語が大きく動くとこがたまらない！
