このレビューはネタバレを含みます
脱獄モノにはお約束の「バレそうになるシーン」がチラホラあったものの、終盤はトントン拍子で上手く行った感じ。脱走後、3人の溺死体は見つからなかったそうだけど、どうなったのだろうか。
決行に完全に出遅れたバッツ、朝までになんとか部屋まで戻れはしたものの、あんな脱獄騒ぎがあったら全部屋一斉に検査とかされるだろうし、掘った穴はバレたんだろうなぁ。D独房待ったなし。
ウルフという悪者、復讐する気まんまんオーラを出したおかげでモーリスの決行が引越しの1日前に早められてしまい、図らずとも彼らのの脱獄を手助けしてしまってざまあ。そして襲撃を未然に防いだイングリッシュ、グッジョブだった。
絵を描く特典を取り上げられたドクが手斧で指を切り落とすシーンをスローで見てみると、辛うじて切断を免れた人差し指がビヨンビヨン揺れてて笑った…完全にゴム的な何か(笑)
1979年の映画だったのか…。この頃から、掘った穴の残骸をポケットに入れておいて外でパラパラ落とすのは定番だったんだなあ。
わざわざ自分の人形を作って看守の目をごまかすというのは斬新に見えた。髪や眉毛を付けていたとはいえバレバレの出来だけど、夜中は暗がりだし、看守も人形だなんて思ってないだろうから確かにバレにくいかも知れない。
…調べてみると、これ実話だったのか!斬新なわけだ。