2023年51本目
DVD発売以来の再鑑賞。
シリーズ2作目の本作は、1作目のデパルマ、JJ関与の3作目以降と全く異なる、ある意味浮いた作品。
ジョン・ウーの代名詞、鳩やスローモーション演出は当時斬新でカッコよく見えたけれど、今観るとなかなかオールドファッションで、そしてノイズになっていて、上手くハリウッド作品で機能していないように感じた。
ハントの特性をよく理解した敵役、というのも2作目にして早くも強敵きたかー!と感じるも束の間、設定をあまり活かせないまま、陳腐な悪役に収まってしまった印象。
終盤のバトルも殴り合いが間延びして見え、少し飽きた。MIシリーズを観直す際、この2作目だけ苦手意識があって、毎回飛ばしていたんだけれど、その想いを回収した気持ち。