あの時、ああ言えばもっと、今より幸せだったのか。
あの時、ああすればもっと、今より幸せだったのか。by真島昌利
この映画を観たら、なんだか自分を振り返って、いろんな事を思いだしてしまった。
瞬間瞬間の、何気ない言葉や振る舞いで、どれだけ力づけられたり、どれだけ傷ついてきたんだっけ。
また、どれだけ力づけたり、どれだけ傷つけてきたんだろう?
せめて、素直であれたらなぁと…
この映画は、心の饒舌な新しい家族が、夢も希望もない一人の黒人少年のハートを、嘘のない言葉や行動で、見事に蘇生させる物語w
NFL選手マイケル・オアーの実話に基づいた映画。
オアーは、幼いころ母親から離され、12人いる兄弟のほとんどの顔も知らない。絵に描いたようなスラム街に住んでた。恵まれた体躯からハイスクールに編入できたものの、里親から家を追い出されてホームレス。秋の肌寒い夜、薄着をして、一人体育館に潜り込もうとしてる彼を、リー・アン一家が家に連れ帰るところから、彼の転機が訪れたw
どん底から、はるか高みまで。
一気に駆け上って行った彼の背中を支えるリー・アン一家が素敵すぎw
黒人でしかもデカい彼に、白い目を向けるクラスメイト。
白紙で、裏に船の絵を描いて提出した答案。
差別をにじませる奥様連。
うまくプレイできない彼を、あからさまに叱責するコーチ。
暗い過去が影響して、立ち向かう術も、気構えもなかった彼。
打ちひしがれるオアーに、リー・アン一家総出で陰に日に彼の側に立つ!感動w
リー・アン一家は皆ハッキリした性格で、まるで彼の為なら世界を敵に回しても構わないと言わんばかりの、その立ち居振る舞いw
彼ら一家の言葉が、姿勢が、助力が、オアーの凍てついた心の氷を、バッキンバッキン打ち砕いてくその瞬間瞬間に、また、少しずつ笑顔が見えてきたオアーに、笑ったり、力漲ったり、胸が熱くなったりした。
幸せな映画でしたw
実の母親とリー・アン(サンドラ・ブロック)が面会するシーン。
母親に、いろんな感情が見て取れた。
僕も、サンドラ・ブロックと一緒になって、母親の手を握ってました(僕の脳内)
ホントまぁ、なんていうか、世の中上手く行かないなぁ。
免許取り立てドライバーが、同乗者とノリノリになっての脇見運転。
めっちゃ怖かったw
あの時、絶頂だったからね。