これ実話だったんですね。ホームレスになりそうになるまで落ちぶれた生活を送っていたマイケルという1人の青年をある家族が救い、生活していく中でアメフトのプロ選手としての才能を開花させていく物語。
この物語において何よりも感動するのは【家族愛】です。テューイ夫妻もコリンズもSJも家庭教師のスー夫人も偏見の欠片も無い接し方でマイケルと向き合っていく中で、そこに慈善的な意味合いを感じられないのが素敵でした。最初の出会いから家に受け入れるまでは躊躇いや多少のそういう感情もあったかもしれませんが、全員で食事をしながらアメフト鑑賞をするシーンだったり、SJによる稽古、コリンズと図書室で勉強するシーン等は彼等が偏った考えを持たずして育てられてきた証のように感じました。
この手のストーリーだと割とパターン自体は読めてしまうものが多いですが、彼がどの大学を選ぶのかもドキドキしましたし、展開が読めなくて面白い部分も。
マイケル自身の成長だったり、与えられた環境での自分との向き合い方みたいなものも大事ではあると思いますが、この"一家"としての向き合い方みたいな部分は自分も将来家庭を持つ日が来たら大事にしたい！！
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それにしても本当に愛に溢れた一家だなぁと改めて感動。最後に実在の人物たちがエンドロール手前で流れましたが、結構特徴的にキャスティングしたんだなと笑いました。後、アカデミー賞主演女優賞獲得したんですね。凄い。
