ちゃか

きみがぼくを見つけた日のちゃかのレビュー・感想・評価

きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)
4.3
テーマは愛と時間。
どちらも目に見えないものだけど、
確実に存在していて、人生に大きく影響を与えるもの。

少しグロテスクな描写もあるし
ツッコミどころも割とあるしで、
決して穏やかとは言い難い作品なんだけど、
純愛に敵うものはないと、
切なくも、暖かい気持ちになれる作品です。

号泣ではないんだけど、泣けます。
気付いたら、静かに涙が頬をつたってた系の泣き方ね。
自然に出て来すぎてそこでハッとして、
感情移入していた自分に気づいて
現実に引き戻される感覚だった。
静かで、設定や時間の行き来が難しい作品だから
わりと集中力使います。が、どっぷり世界に浸れます。
世界観に浸ってこそ泣ける作品めちゃくちゃ好きだから
私得でした、、、ごちそうさまです。


痛みを、超える愛は偉大です!!!


2023年1本目に相応しい作品でした。
ちゃかコレクションに仲間入りです!

今年もゆるく映画ライフを楽しんで
気ままに私なりのレビュー投稿をしていけたらと思います。
今年もよろしくお願いします!!




ここからネタバレになっちゃうので、
ネタバレ注意です!!



プロポーズの中の言葉にすごく素敵だったの、
忘れたくないから、ここにメモ。

『失ったら耐えられない存在は作るまいと思ってた、でももう遅い。決めては美しさや知性じゃなく君のくれる安心感だ。結婚してくれる?』

言われたい!言われたい!!
言われたいすぎるでしょ流石に!!

印象的だったシーンもついでに
書くんだけど、
娘と初めて会えたシーンと、
衝撃で言えば手術でチョッキンしたことろ。
決定的に終わらない余韻が残るラストも好きだったな〜。
設定理解したと同時に
邦画の、ぼくは明日、昨日のきみとデートするが頭を過った。
映画を年に数本しか見なかった学生時代に唯一リピートして観た映画だったので思い入れがある作品なのでこれもまたみたい!
ちゃか

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