小学生だった当時、厨二病発症した周りのクラスメイトたちが、グロを求めてこぞって視聴していたシリーズ。
小説なら「リアル鬼ごっこ」の山田悠介作品。
映画なら「ソウ」シリーズor「バトルロワイヤル」
一時期堰を切ったように教室でバズってましたね…。
当時の私はどちらも乗り遅れてしまったのですが。
グロいだけの映画という印象が、一撃で払拭されました。
登場人物に脱出ゲームの謎解きをさせつつ、徐々にそいつらの人となりが明らかになっていく様は、パズルを解いてるような感覚で非常に小気味良い。
また、大きな伏線と序盤からずっと仕掛けらていたギミックが畳み掛けるように回収され、次いで絶望へと叩き込まれるラスト。
あまりのラッシュでマジで呆然としてしまうほどの破壊力。
こりゃみんなハマるわ。
その後のあらゆるエンタメに大きな影響を与えたパラダイムシフト。
天才的過ぎた。
