オザキ

ソウのオザキのレビュー・感想・評価

ソウ(2004年製作の映画)
4.5
計3度目の視聴。また、シリーズ全作(1~7までと、レガシー含む)視聴済です。

スプラッターとして有名な「SAW」シリーズですが、1作目はソリッドシチュエーションのスリラーとしてかなり完成された作品だと思います。(グロも抑え目)

初めて見た時はストーリーを追うので精一杯。しかし2度目、3度目となってくると物語の細部に至るまでの構成がいかに秀逸であるか理解でき、改めて感動しました。

(冒頭)
密室に閉じ込められた主人公とその他の人達が、「ジグソウ」にゲームを仕掛けられる。主人公は生きて密室を出るためゲームに参加する。

実はこの流れはSAWのシリーズではテンプレート。毎度同じです笑。ただ、1作目が最も優れている点は観客を物語に引きずり込む話の構成でしょう。徐々に解明される事件の真相に、主人公達と同じ目線で迫る事が出来ます(続編以降は、割と犯人目線が中心)。ゲーム攻略のヒントや伏線が物語各所の絶妙なタイミングに散りばめられ、観る側は目が離せません。徐々に明かされる真実に驚嘆し、気がつくと事件の結末が気になってしょうがない…そんな映画です!さすがジェームズ・ワン監督、ありがとうございます。

では、2作目以降はどうなのか?と言うと…「2」はまだ見応えがあるものの、「3」以降は完全なスプラッターになります。しかも、共感できない登場人物が多く、ゲームと言うより処刑(?)って感じのギミックも多々現れるので、観る人を選びます。以下個人的なランキング(面白い順)です。

1→2→7→8(レガシー)→6→5→4→3

話の純粋な面白さで判断したら圧倒的に「1」でしょう。