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ソウのkenのネタバレレビュー・内容・結末

ソウ(2004年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

単にひたすら怖いサイコかと思ったらまさかの身近な繋がりがどんどん出てきてスリラー寄りだった。ソウのゲームの構造が面白くて続きがすごく見たい。最後の毒殺されてたと思われていた人がソウの頂点の犯人でありゴードン医師の受け持ちの患者だったのはびっくりした。あんだけ主導権を握っていた雑用係も実は命を握らされていたんだと思うと真犯人のサイコっ気をより感じる。 ターゲットを殺す理由が弱くないかと思っていたけど真犯人が末期の患者で些細な幸せを大事にしない奴らが腹立つのも理解はできた。
『犯人は最前列で楽しむ』ってのが今考えると鳥肌立つくらい伏線すぎた。
ストーリーがしっかりしてるから怖さよりも面白かった方が強い。続きも見たい。
SAWってタイトルはみんなどこかで見たことあるっていうメッセージなんかなとか。
あとSAWってノコギリって意味もあるらしい🪚🥶

PS、メイキング見たら監督とアダム役兼脚本の人がSAWのストーリーを1からを考えてたんだけど、ストーリーより予算を先に考えてて、低予算でいくことを考慮して密室で二人の俳優を使うことを先に決めてから肉付け的な感じで今のストーリーが出来上がったらしい。めっちゃ面白い🤣 撮影も急ピッチで18日間で全部撮ったらしく、これだけのストーリー、迫力、雰囲気のある映画をこんだけコンパクトに完成させたのはすごい。
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