このレビューはネタバレを含みます
これはシリーズ化もされた有名な作品だけど、これまでシリーズ作品も含めて一度も見たことがなかったので、この機会に観てみることにしました。
最初のシーンにラッキーストライクの煙草が出てきたけど、昨日観た『揺れる大地』に出てきた煙草もラッキーストライクだったなあと思い出して、偶然の一致にびっくり。1948年のイタリア映画と1984年のアメリカ映画に同じ銘柄の煙草が出てくる確率なんて、天文学的なものだと思うけど、これで運を使い果たして、また宝くじの当たる可能性が一歩遠のいてしまったなあと思ってしまいました。(笑)
映画の方は、ダーティハリーをコミカルにしたようなキャラクターの刑事が主人公だけど、口八丁の詐欺的な手口で捜査を進める様子は、落語を聞いているような面白さもあって、なかなか痛快でしたね。堅物だったビバリーヒルズ警察の面々が次第に感化されていく様子も面白かったし、思った以上に楽しめました。