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夢を生きた男 ザ・ベーブの方眼のレビュー・感想・評価

夢を生きた男 ザ・ベーブ(1991年製作の映画)
3.9
1992年”The Babe”。7歳のときに父親にセント・メアリー少年工業学校に入れられる。学校では裁縫を学ぶ。マティアス修道士に野球を教わり頭角を表す。ボストン・レッドソックスに入団。ホットドッグを食べソーダを飲む。カフェの給仕ヘレンに求婚。子供たちに優しい。バイク・自動車好き。オーナーの金策でニューヨーク・ヤンキースに移籍(バンビーノの呪い)。コントで有名、病床の少年にホームランを約束し実現する。享楽主義、放蕩の日々、妻と疎遠。養子を育てる。成績が悪くなり、審判に八つ当たり、砂をかける。観客ともケンカ。ヘレンと離縁。女優クレアと再婚。チームメイトのルー・ゲーリックと競い合う。ボストン・ブレーブスに移籍、助監督にも就任、だが引退する。伝記エピソードを羅列するだけのシナリオ、人間ルースのドラマとしてフォーカスが弱い。監督は「市民ケーン」を意識したようで、ニュース映像でのテンポアップや、客車でのバーベキューからの感情爆発など。ヘレンとのチューのくだりは楽しいが、そういうとこがまた一貫性を欠いてる。
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