れな

クライング・フィストのれなのレビュー・感想・評価

クライング・フィスト(2005年製作の映画)
4.0
かなり、かなり良かった!
韓国映画には珍しく、分かりやすいスポ根。

監督がコマ劇前の殴られ屋を見て構想を得たという作品。

けれど侮ってはいけないのがストーリーの展開と細かな演出。
さすが韓国!

元ボクサーと不良の2人には最後まで接点がない。
前半でそれぞれの生い立ちを知り、いざ試合。
「どっちも勝ってほしい」
という、応援団の観客の1人に、私は瞬時に成り下がった。

メダルをずっと首からかけてる演出とか、笑わない不良とか、涙腺うるうる。

イケメンも美女も出てこない本気のキャスティング。
これが映画だ!
れな

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