バーバラ・ブロッコリとマイケル・G・ウィルソンが007のプロデューサーを辞める発表を受けブロッコリ家の功績を振り返ることにした。
第2弾が『私を愛したスパイ』。
今作の魅力はロングショットにある。
カメラが被写体から段々と引いていくと、広大で美しいロケーションが広がっている。ハリウッド映画では当たり前のようだが、これができるのはブロックバスター映画の特権であり、007でも珍しい。流石シリーズ第十弾。力が入っている。
このロングショットの良さはスクリーンで観ないとなかなか味わいきれない。
Amazonにはぜひとも次の007も映画館で上映してほしい。