ビッグバジェットとして007が頂点に達した瞬間だろう。巨大タンカー、要塞アトランティス、秘密兵器ロータス・エスプリ、そして名悪役ジョーズ。
現在のダニエル・クレイグ版では、こうしたエンタメ志向は薄れて肉体派となりリアル志向になっていってしまった。
その代わりに、キングスマンがいわゆる007のエンタメ感を引き継いてる。。というかかつての良さを取られてしまった?感じもする。キングスマンのロンドンタクシーのサブマリンはまさにロータス・エスプリから来ているのは明らかだ。
そう007は、こうした映画でよかったのだ。
東西冷戦真っ只中に英露スパイの共闘というのも胸アツである。またバーバラ・バックがすごくいい。そして何と言ってもリチャード・キールのジョーズだ。最初はジャイアント馬場さんにオファーが来たというが。。。。馬場さん版もとても見てみたかった。
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2017/05/26 00:15
5.0
ロジャー・ムーア版007の最高傑作は、やはりこの作品でしょう!
ロジャー・ムーア版でのボンドカーはロータスエスプリとうのを決定づけた作品。
疾走するエスプリに襲いかかるのは、ロケットサイドカー付きのカワサキZ2!!
上空からはヘリの機銃の雨あられ。サブマリンに変形して逃げおおせたと思うと今度は水中戦車が襲いかかるといった感じに次から次へとアクションが続くジェットコースタームービー。もうこのシーンは何回も再生しまくりました!w
そしてボンド最恐の敵となるジョーズの登場。この役は最初、ジャイアント馬場さんにオファーがあったらしいのだが、まあリチャード・キールでよかったんだと思う。敵ながらすごく愛されていたし。
当時は東西冷戦真っ只中ではあるが、映画の中だけはバーバラ・バック扮する女スパイとのロマンスもありかと思う。