takanoひねもすのたり

バイオ・インフェルノのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

バイオ・インフェルノ(1985年製作の映画)
3.5
農業バイオ研究所から細菌兵器が漏れてスタッフが感染。
完全閉鎖された研究所内で起こる80年代製作のパニックスリラー。

作中のウィルスは蛍光性バチルスといって感染すると錯乱し狂暴性を増幅、他人へ襲いかかる。
破壊衝動のみで食べたりはしない。
感染者の顔や体にボコボコできる水疱がいい感じに気持ち悪い。

非感染者方がエゲツない行動をとる集団ヒステリー描写に、電車大幅遅延時に車掌さんが運転室に閉じ籠る気持ちが分かった気がした。

バイオハザードを起こす起動スイッチ的な役で感染者のリーダー的存在のニールセン博士にリチャード・ダイハード。
「遊星」でもやらかしてた博士役でしたがここでもやらかしてた。

物語と構成がシンプルで分かりやすい。
主要な登場人物のキャラクターがはっきりしているのも良かった。
一方ゴア描写がほぼなかったので予算の無さが伺えるけどそこをうまくカバーしたパニックスリラーの良作。
でもひとつ疑問が。
★以下ネタバレのためコメ欄