太郎

ハンニバルの太郎のネタバレレビュー・内容・結末

ハンニバル(2001年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

リドリー・スコット監督の作品。

前作の羊達の沈黙に続き鑑賞。
ハンニバル(アンソニー・ホプキンス)脱走後のお話。

クラリス役がジョディ・フォスターからジュリアン・ムーアになっていた。
クラリスの大人になった姿と思えば違和感なく観れた。

グロシーン多めで、直接的な描写もあった。
パッツィ刑事が殺害される所、ポールが自身の脳みそ食べさせられる所は見てられんかった。(しっかり見たけど)

ストーリーの物足りなさは少し感じたかも。
個人的にはストーリーが面白いというよりハンニバルの人格(残虐性、ミステリアスな雰囲気)が印象に残る作品だった。
パッツィ刑事を先祖と同じ殺害方法にしたことやクラリスにメリーゴーランドから触れるなどから残虐性の中に垣間見える"芸術性"や"美しさ"を感じた。
ストーリーが進めば進むほどハンニバルのミステリアスさ、人間としての深みを知っていった。

ラストはなぜハンニバルはクラリスの腕ではなく自身の腕を切り落としたのだろうか。
それだけクラリスが魅力的だったのだろうか。クラリスに危害を加える者に容赦しない所からも特別な存在であることは間違いなさそう。
原作を読めば理解出来るみたいなので読んでみようかなあ。
太郎

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