～マッツ･ミケルセン主演ドラマ『ハンニバル』打ち切り記念～
『キングコング』『DUNE砂の惑星』等で知られるプロデューサー、ディノ･デ･ラウレンティスがトマス･ハリス原作『レッド･ドラゴン』を映画化するもコケ、続編『羊たちの沈黙』の映像化権を売ってしまったらこれがとんでもない大傑作で大ヒット。
羊たちの～の続編『ハンニバル』の発表前から映像化権を押さえて満を持しての映像化だったわけですが結果は正直残念でした。
かく言う自分もトマス・ハリスの『ハンニバル』を発売日に買って一気に読んだのですがその結末には｢( ﾟ∀ ﾟ)...ハァ？｣となりました。
エヴァTV版最終回に匹敵する衝撃でしたし、アレをそのまま映像化してたら伝説になりました(笑)
クリスチャン･ベール主演の『アメリカン･サイコ』もそうでしたがなんて言うか映画化に際して、一般大衆が受け入れられる様に原作の持つ狂った部分が脚本化の段階でどんどん削られていって完成すると｢マトモ｣で｢普通｣になってしまう。
『ハンニバル』の場合はまた続編を作りたいとか色気を出したばっかりにあんなつまらない結末になってしまったのだと思います。
マッツ･ミケルセンがレクター博士を演じるドラマ版『ハンニバル』ですがハンニバル、ハンニバル･ライジング、レッド･ドラゴンを再構築する形で『羊たちの沈黙』の直前で終わってるので映画で完結との噂もありここは『羊たちの沈黙』の事実上のリメイクとあの(←笑)『ハンニバル』の〝原作通りのラスト〟を是非ともやって欲しいです。
クラリス役はクロエ･グレース･モレッツなんてどうでしょう。
