リュック・ベッソンが製作・脚本を担当したバルクールアクションドラマ「アルティメット」の続編。
主演は前作に引き続きシリル・ラファエルとダビッド・ベル。
前作の3年後の2016年が舞台。
政府は変わった
だが現実は……
パリ郊外の無法地帯バンリュー13（B13)地区は、相変わらず囲いで覆われたままであった。
ある日、B13地区で警官が殺され、この事件をきっかけに住民による暴動がおこる。
秘密保安介入局DISSの局長がB13地区の一掃計画を大統領に具申する。
B13 地区の住民レイトと潜入捜査官のダミアンは、再びコンビを組んで汚職にまみれた権力に立ち向かう.....
サルのようにすばしっこくビルからビルへと飛び回るバルクールとキレッキレのアクションがテンポよく繰り広げられる。
個性的なギャングが沢山登場すことも本作品の特徴の一つですが、その中でもギャングの女ボスが魅力的でした。
政治家よりギャングの方が人間味があるのが良きです。
「俺たちにとって大事なのは何より仲間だ 俺たちを繋ぐ絆 互いを守る 団結の場 そうだ」（TBS版）
「俺たちの宝はファミリーだ 俺たちを繋ぐもの 守るもの 団結させるもの」（BS日テレ版）
一方、腹の中が真っ黒な政治家や将軍たち。
そんな中で選挙で選ばれた大統領が一人全うなのが救いです。
「コニャックを飲みたい気分だ」（TBS版）
「ブランデーが要るな！」（BS日テレ版）
2023.5 BS-TBSで鑑賞（吹替）
2020.11 BS日テレで鑑賞（字幕）
