地球に来るエイリアンを取り締まる最高秘密機関MIBが、当たり前にある世界。そこで、MIBのK(トミー・リー・ジョーンズ)と新しくMIBに入ることになるJ(ウィル・スミス)の話。
私は、無理に笑いを取ろうとするようなコメディは、基本的に苦手だけれども、これは、世界観がかなり作り込まれていて、それなりに面白かった。多分、友人に勧められなければ観なかったと思う。
生真面目で笑わないが、冷静な、Kをトミー・リー・ジョーンズと、喋り続けて、お調子者のJのウィル・スミスの二人のコンビが、笑いを誘いながら、それでもエイリアンを倒していくのが面白かった。特に、トミー・リー・ジョーンズのKは、BOSSのCMはこの映画からだったんだ、と再認識。
リンダ・フィオレンティーノのローレルの存在も良かったし、彼女を巡るラストのKの台詞も粋。
また、リック・ベーカーが作り出した、エイリアンが、やっぱりお金を掛けているようで、それが、この映画を支えていた(2024.8.25)。