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五福星のblacknessfallのレビュー・感想・評価

五福星(1984年製作の映画)
3.4
当時はジャッキー映画だと思ってたのに、キン・ポーとよく分からないおっさん達が主演じゃんかよ、、とガックリしたやつ。

今観ると楽しめるね、よく分からないおっさん達も今となっては当時のスタークラスの俳優達だって知ってるし、実際ベタなギャグの応酬はドリフのコントを見てるような愉快な気持ちになる。

仲間になったチンケなこそ泥や詐欺師がサバイヴするためにあれやこれややってヒッチャカメッチャカやってるうちにある大きい事件に絡んでいくというストーリーがあるにはあるけど、ギャグ見せるため、そして映画という体裁を取るためのものでしかない笑

何か福田雄一の映画チックとも言えなくもないんだけど、こっちは福田雄一映画と違っておざなりのギャグや楽屋落ちみたいな「こんなもんでいいでしょ」的な逃げはいっさいないんだよ。
もう、何処の誰であれ観たやつは残らず楽しませるぜって気迫に満ちてんだよ!

1つ1つは本当にベタで下らないんだけど、そーゆーギャグが絶え間無く続いて、「くだらねぇー」と言いながらも楽しくなってしまう感じ笑

オススメシーンはジャッキーのローラースケートアクションとハンバーガーショップに強盗に入る冴えない兄ちゃん達。この強盗団、メンバーに子供がいてコイツのお金も知能も無さそうなルックがおもしろい笑
子役ではなくその辺の悪ガキにしか見えない。
コイツが並びがガタガタの歯を見せながら銃を突きだし「金を出しぇ」と店員を脅すシーンが1番笑えた😂
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