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薔薇と鞭の一のレビュー・感想・評価

薔薇と鞭(1975年製作の映画)
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倦怠夫婦と生きた捧げ物による倒錯SM三角形。自らが用済みになったことを受け入れ、わざわざ白いネグリジェ纏って、「幸せでした」と誰に向かって言うでもなく呟いて落ちていく山科ゆりにちょっと泣きました。this is 山科ゆり。SM本たんまり抱えて、偶然顔を合わせた井上博一を冷たくあしらうところもよかった。そんな山科さんを飼育する二條朱実は鞭を振るう表情がステキすぎます。彼女の頭の中に鳴り響く祭りの太鼓と半裸で圧し合う男たちのインサートには、観てるこっちも不思議と毎度胸が高鳴る。
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