くぅー

斬るのくぅーのレビュー・感想・評価

斬る(1962年製作の映画)
3.9
昔、何となく"邪剣"で鑑賞し、今回改めてきちんと鑑賞。
120分級の余韻だったが、僅か71分の作品で、濃密だったなぁ。
凄腕の剣士ながらも、誰も救えてない切ない結果ばかりが積み重なり・・・剣さばきは言わずもがな、市川雷蔵の表情の変化がいい。
そんな展開をこだわりの映像と演出で見せ、ラストのウグイスの鳴き声が印象的な、静と動を巧みに組み合わせたクライマックスは圧巻でしたね。
色褪せない独特の美しさにため息。
くぅー

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