脚本が色々と凄い。話しの繋がりというか、「え?そこでそういう行動するの?」ていうのばかりだったがいやむしろ清々しいレベルだった。
風祭ゆきの妖艶な悪女っぷりもすごいが、このお話の主人公はこっちではなく畑中葉子のほうで、実はプロモ的作品でもあったみたい。ただ、サブキャラの青山恭子のほうも魅力的だったけど、この人はこの後画家になった人かな?
エロもそうだけど当時の「時代」の匂いをたくさん味わえるのも醍醐味の一つです。
この映画の中で「ゲルピン」という言葉が出てきますが、これは当時の学生用語での「お金が無い」の意味だそうでゲルはドイツ語のゲルトでお金、ピンはピンチの意味だそう。こんな言葉知らなかったよ。