ピンフまんがん

双子座の女のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

双子座の女(1984年製作の映画)
3.1
これって漫画作品とは別物なのかな?
まあいろいろ突っ込みどころ多いけど、不思議と見入った。あっ、オチは見え透いていたが。ストーカーメンヘラの地雷系女との出逢いは大変な目に合うよ。これおそらく、出会い系でも、当時でいうテレクラでも、そういう経験をした人であればこの映画のスリラー感は何となく理解できると思う。
ただ、たかだかカフェバーのオーナーであれだけの金持ちアピールって典型的な2時間サスペンスパターン。てかあれだけ金持ちならお家のセキュリティーはちゃんとしようよヾ(・ε・。)。。。
あと、山城新伍の監督だからかもしれないが、無駄に豪華な、ピンク映画でこんな人がっていうぐらいメンツが凄い。中尾彬にたこ八郎にせんだみつお、そして❝ご本人様❞も、プライベートそのまんまで登場しております。
主人公のスリラーっぽいストーカー女は70年代後半のアイドルで、当時は落ち目に脱がせるみたいな流行があったのかもしれません。時代感満載だけど悪くはなかったかな。
ラストの包帯の顔トリックは、その後の2サスでも似たような手法出てきますよね。