ピンフまんがん

ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

3.7
この作品はなんかクセがあるように感じたが、美的な感覚は凄い。個人的にはまあ欧州の時代劇をしっかり感じさせるために暗い絵と明るい絵を交互に使い分け、演技もそれに合わせていたことですね。この時代って何だかんだでむさ苦しい時代だったのです。印象的に表現されていますね。なんか雑っぽい脚本家と思ったけど、それも上手く絡めているのが面白かった。
この人は猫を対象にした画家で、この人の影響で猫の扱いが世界中でガラリと変わったとも言われています。
それにしてもあれだけ成功しても金に困っちゃうのは考えものですね。当時とは契約条項もいろいろ違っているのもあっただろうし、本人は金に無頓着ではあったらしいですが。。。