ピンフまんがん

たくましき男たちのピンフまんがんのレビュー・感想・評価

たくましき男たち(1955年製作の映画)
4.0
これ、あんまりメジャーな部類とは言えないしここでもあまり点数は高くないけれど、いや普通にいい映画ですよこれ。
主役がクラーク・ケーブルの時点でロマンチック系になってしまうのは致し方がないところでしょうか(´∀`;)。
実は当初の予定はチャールトン・ヘストンだったのと実はジョン・ウェインとの2トップでの予定だったとかいうことだそうで。
さて、何と言ってもメインは大量の牛の行進でしょうか?延べ4000頭以上の牛さんだったようで、随分と壮大な映像になっていました。あの牛の行進だけでも結構な価値のある作品でもあります。
人間の信用裏切りに恋愛模様に西部開拓の人種的戦いなどわりと〝てんこ盛り〟の状態でもあります。ごっちゃになっても構成はかなりまとまっています。終盤はロードムービーみたいになります。思ったより壮大な映画でした。
あの頃はブーツ脱がすのが愛情のサインだったんですね。