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インデペンデンス・デイのchihakenのネタバレレビュー・内容・結末

インデペンデンス・デイ(1996年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

【作品概要】
1996年に公開されたSF映画です。監督はローランド エメリッヒさんです。
当時世界的に話題となっていた宇宙人をモチーフにした作品となっています。劇場版シリーズの第1作品目となります。アカデミー賞では視覚効果賞を受賞しましたが、一部評論家からは陳腐だと批判されてしまいました。興行収入は8億1700万ドルを突破しており、当時にしてはかなりの大ヒット作品となっています。

【感想】

【あらすじ】
アメリカ独立記念日を控えた7月2日に、大型の宇宙船が世界各地に出現した。アメリカのホイットモア大統領率いるアメリカ政府は国民の不安を鎮めるべく、宇宙人との交信を試みるが、ケーブルテレビの技師デイヴィッドは衛星通信にノイズとして隠されていた信号が宇宙人同士の攻撃指令であることを察知する。デイヴィッドは離婚した妻でホワイトハウス首席報道官を務めるコニーの助力を得てホイットモアと会見し、それを伝えるも、アメリカ政府が彼らが侵略者であることを理解した時には既に遅かった。宇宙船の主砲攻撃によって主要な大都市は爆発し、破壊され、廃墟と化してしまう。7月3日、戦闘機による宇宙船への反撃が開始されるも、宇宙船のバリアーに攻撃を無効化され、ロサンゼルスに向かった海兵隊航空部隊はスティーブン・ヒラー大尉を除いて全滅する。NORAD(司令部)も破壊されたアメリカ政府首脳部は、かつて捕獲した宇宙人や小型宇宙船戦闘機(アタッカー)を秘密裏に研究している秘密施設「エリア51」に避難する。ヒラー大尉が捕虜にした宇宙人との対話を通じて、彼らの狙いが地球人類の根絶やしと地球資源の収奪であることを知ったホイットモア大統領は、廃墟と化したヒューストンでの核兵器の使用を決断するが、宇宙船のバリアーは核攻撃さえも阻むのだった。独立記念日の7月4日、もはや人類に打つ手なしと思われた。そんな折、デイヴィッドが父ジュリアスと交わした何気ない会話をきっかけに、宇宙人が地球の人工衛星を利用したように、人類の側からコンピューターウイルスを彼らのマザーシップに感染させ、バリアーを一時的に無効化し、その間に全世界で一斉攻撃する反撃作戦を思いつく。ホイットモア大統領もこの作戦に全てをかける決断を下し、世界各国に短波無線のモールス信号でその計画を伝達して協力を取り付ける。ヒラー大尉とデイヴィッドはエリア51で研究されていたアタッカーに搭乗してマザーシップへ向かう。ホイットモア大統領や、かつて宇宙人に誘拐されたと主張する飲んだくれのラッセル・ケイスら寄せ集めのパイロットたちはエリア51に接近してくるシティ・デストロイヤーの迎撃へ出撃し、最後の戦いに挑む。アタッカーに搭乗した二人は予定通りマザーシップ内に侵入し、駐機するとコンピューターウイルスを発信する。一旦は失敗したかのように思われたが、バリアーの無効化は成功し、パイロットたちはシティ・デストロイヤーへの攻撃を開始する。シティ・デストロイヤー側も迎撃のためアタッカーを出撃させ、壮絶な空中戦が展開される。パイロットたちは多数のミサイルを撃ちこむものの有効打は与えられず、ついにシティ・デストロイヤーが主砲を発射しようとした時、最後のミサイルを引っ提げて飲んだくれのケイスが駆けつける。だが、ミサイルはパイロンの故障により発射出来なくなった。彼は意を決し、家族への別離の言葉を残すと、戦闘機ごと発射直前の主砲の砲口へと特攻する。ケイスの犠牲によってシティ・デストロイヤーは崩壊し、人類は反撃に成功した。砲塔が弱点であると全世界に伝えられ、人類の反抗により世界中の宇宙船は落とされ、マザーシップもヒラー大尉とデイヴィッドが艦内から撃ち込んだ核ミサイルの炸裂で壊滅した。辛くも地球へ帰還した二人は験担ぎの葉巻に火を点けて脅威が去ったと祝杯を挙げるのだった。

【出演者】
・ウィル スミス(声:山寺宏一)
・ビル プルマン(声:安原義人)
・ジェフ ゴールドブラム(声:大塚芳忠)
・メアリー マクドネル(声:一城みゆ希)
・ジャド ハーシュ(声:永井一郎)
・ロバート ロッジア(声:石森達幸)
・ブレント スパイナー(声:掛川裕彦)
・メイ ホイットマン(声:こおろぎさとみ)
・ヴィヴィカ A フォックス(声:渡辺美佐)
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