ゴン吉

007/リビング・デイライツのゴン吉のレビュー・感想・評価

007/リビング・デイライツ(1987年製作の映画)
4.0
イギリス諜報員で殺し屋でもあるジェームズボンドの活躍を描いた007シリーズの15作目。
主演は4代目ボンド役のティモシー・ダルトンにバトンタッチ。
ジェローン・クラッベ、ジョン・リス=デイヴィス、アンドレアス・ウィズニュースキー、ジョー・ドン・ベイカー、アート・マリックらが共演。ボンドガールはマリアム・ダボ。

オープニングは、ジブラルタルのレーダー基地における輸送機からの空中降下訓練で始まる。
訓練のはずが、何者かによって諜報部員004が殺されてしまう。
チェコスロヴァキア・ブラチスラヴァのクラシック音楽演奏会で、亡命希望のソ連KGBの将軍(ジェローン・クラッベ)を保護しようとするが、女性チェリスト(マリアム・ダボ)に狙撃される。
イギリス諜報機関の殺し屋である007ことジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)は将軍の身柄を確保し、西側のパイプラインを使って亡命させることに成功する。
一方で、ボンドは狙撃した女性チェリストを殺さずに逃亡させる。
保護したソ連の将軍は西側スパイの殺害情報を明かしたものの、亡命させて数時間後にソ連工作員に拉致されて連れ去られてしまう。
ボンドはその情報に疑念を抱き、真偽を探るうちに、ソ連内部の裏切り行為が明らかになっていく...... 

ティモシー・ダルトンはロジャー・ムーアと比べて真面目で紳士的。
004をはじめとするスパイ暗殺や二重スパイなどスパイ合戦が繰り広げられ、アフガニスタンでは反政府ゲリラも登場し、雪上逃亡劇やアフガニスタンのソ連空軍基地での派手な攻防戦などの迫力あるシーンが楽しめる。
ボンドカーはアストンマーチンV8で、レーザーカッター、フロントミサイル、スキーの氷上走行装置、最新防弾ガラス、ロケットブースターなどで大活躍するが、乗り捨て時にボンド自身によって自爆装置で爆破させられてしまう。
特殊装置は口笛感応スタンガス噴出機能付きキーホルダーや望遠眼鏡など。
MI6の秘密基地はユニバーサル貿易。
好敵手はアンドレアス・ウィズニュースキーが演じるソ連の殺し屋。
ボンドガールはチェリストのカーラを演じるマリアム・ダボ。

「君の演奏を見逃すと思ったかい💓」(TBS版、日テレ版)

2024.2 BS日テレで鑑賞(吹替)
2022.2 BS-TBSで鑑賞(土曜映画デラックス・吹替)
2021.10 BS-TBS版の録画を鑑賞(吹替)
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