凄惨な女子高生殺人事件の容疑者となった息子と、息子の無実を信じて事件の真相を追う母の姿を描いたポン・ジュノ作品らしい重厚かつしっかりエンタメな一作。
村の閉塞感を表すような小さな部屋(親子が暮らす部屋をはじめ色々な'部屋')の暗がりから一転して母親が畦道を歩くロングショットなど、暗がりの描写とたびたび差し込まれるロングショットが印象的
母親を演じたキム・ヘジャの顔!あの存在感。
息子を演じたウォンビンの美しい瞳。
衝撃的なラストまで飽きることなく一気に見ることができる
いまさらながらやっぱり傑作でした