LEE

エボラ・シンドローム/悪魔の殺人ウィルスのLEEのレビュー・感想・評価

4.4
伝説の怪作を遂に鑑賞!
コロナの今だからこそ余計に色々と感じる所のある作品だった


本作をズバリ一言で表すなら最低
やることなすこと悪趣味で、結構グロいシーンがあったり生理的嫌悪感を示す人も少なくないと思う
そして一番ヤバいのがアンソニーウォンのキャラクターで、本当にエッチの事しか考えてないどうしようも無い人間で人肉饅頭を上回る強烈なキャラクターとなっている
そんな最低な男が一千万人に一人の抗体持ちという史上最悪の幸運を持ち合わせていることで、他の人が可哀想としかいえないようなバイオテロが繰り広げられる
見てる時も見終わった後も酷いという感想だし、終わり方もホラー映画のような不気味さがあるんだけど、それと同じくらい面白いと感じてしまった
これがいい事なのか分からないけど、とにかく常識外れで無茶苦茶な事ばかりするアンソニーウォンがとても印象に残り酷すぎて笑ってしまった(コロナを撒き散らしてた人が実際に報道された時は笑えなかったのでフィクションだからこその…ってのはあるけど



モラル的な意味でも非常にクセがあるという意味でもオススメは出来ない一本
でも僕はなんというか……酷すぎて好きです!
LEE

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