いず

遊星からの物体Xのいずのレビュー・感想・評価

遊星からの物体X(1982年製作の映画)
5.0
南極基地に擬態能力を持ったエイリアンが侵入し、仲間が次々と食われていくSFホラー
これ見るとしばらく暗闇で犬に会うのが怖くなる(特にハスキー)
エイリアンの造形が非常にグロテスクだが、目をそらしたくなる類ではなくむしろ目が離せなくなる怪しい魅力がある。敵がその不気味な姿で人間を喰らう様は圧巻の恐怖
南極という閉鎖空間の中、隣にいる友人が人の皮を被った別の“何か”だと考えたら?一度それを考えてしまったらもう正気ではいられない。
エイリアンの恐ろしさと狂気に堕ちた人間の恐ろしさ、どちらもベクトルの違う怖さがある。
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