ゴジラのいずのレビュー・感想・評価

言うまでもない怪獣映画の金字塔。
この映画が作られたのは戦後から10年もたってないころ。私たちにとって3.11がついこの間のことのように感じるのと同じように、きっと当時｢ゴジラ｣を見た人も、原爆の脅威をつい昨日のように思い出したのだろう。

人間の愚かさが呼び寄せてしまった破壊の権化が、為す術もなく街を蹂躙してく時に、私たちは後悔と反省を持ってどう対処するのか、単なる怪獣映画に収まらないどの時代にも通じる啓蒙がある。