おはる

殺し屋1のおはるのレビュー・感想・評価

殺し屋1(2001年製作の映画)
1.0
「泣いてないもん!」
ドMないじめっ子とドSないじめられっ子がただ暴力を行使するだけのお話。

18禁のバイオレンスやらグロやらどんとこいや!ってな具合で観ましたが、すぐにこれはアカンやつ!ってなりました。

臓物や人体破壊とかはまあいいとして、薄っぺらいキャラ造形やストーリーの割にやたら濃厚な女性に対する生々しい暴力シーンは相当ひどいレベル。てか身体的または性的な暴力の対象としか女性が描かれないって流石にどうなん?ってなったけども、原作からこの調子なのでしょう。暴力を見て勃起するイチって原作者や監督なんかの投影だったりして…。
とはいえ、もっと酷い作品は世の中に溢れるほどあるし、またニュースでも話題の通り現実でも酷いことばかりなので今更目くじら立てるようなものではないのも事実。単純に三池崇史監督が自分には合わないのかもしれません。
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