子供向けのファンタジー映画と侮ることなかれ。いい年した女子が夢中になって観たぞ！面白かった！
まずキャラクターの造形が傍役に至るまで非常にユニークかつ魅力的。そんな彼らが紡いでゆく物語なのだからつまらないわけがないのだ。名優ピート・ポスルスウェイト演じるモンク僧ギルバートの狂言回し的な役も良かった。
そして本作一番の魅力であろうドラゴンのCGも非常にクオリティが高い。よくよく考えたら1996年の作品だから、ええと19年前！？スゴい！とひっきりなしに感動していたのだが、ILM、フィル・ティペットの名前があって納得。ショーン・コネリーによって命を吹き込まれたドレイコのお茶目な性格が最後の最後まで愛おしい。あわよくばボーエンとのやり取りがもっと観たかったなあ…。いやー、それにしても良い映画だった。
