そう

エル・スールのそうのレビュー・感想・評価

エル・スール(1982年製作の映画)
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カリオコ。羨ましい奴。

本当の気持ちは表に出さないのが品というもの。いや、出せないだけでは?

恋愛は所詮他人どうしのゲーム。別の人格と相対する以上、こちらがいくら盛り上がってもどうなるものでもない。盛り上がりのズレがすれ違いを生む。時代のせいもあるが、すべてはタイミングなのだなあと思った。

父と娘の関係性が良い。これが息子ならこうはならないだろう。女の子は成長が早い。友達親子やん。苦悩する父とパパ大好きな娘はアフターサン思い出しました。あの映画は難解すぎた。

エル・スール(南)がマクガフィンとなってエストレリャと観客の想像を膨らませる。実際にどんなところなのかを映さず、南に発つ直前で終わるのが心地好い。

スペイン内戦について知識がないので、表面上の解釈だけになってしまいますが、浅い感想だとこんな感じです。

このブログわかりやすかったです。
https://cinemarepresentations.com/cinemasaloon/mitsubachi_elsur
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