「ここで終わりかい!」って感じの終わり方で驚いたけど調べてみたら予算の関係でエストレーリャが南に向かった後半部分が撮影されなかった未完の映画らしい。なるほどねー。
冒頭の部屋に光が射してくるシーン…
不思議な雰囲気、もの淋しい郷愁を感じるロケーション、以前観た同監督の「ミツバチのささやき」と重なる。故郷エル・スールを捨て、北の地へ移り住んだ父。スペイン内戦、かつての恋人への思いなど娘である少女の…
>>続きを読む『ミツバチのささやき』と『瞳をとじて』も観たけどこれが一番話の筋は分かりやすかった
"ミラグロス"って『ミツバチのささやき』のお手伝いさんも同じ名前よね
あと父親が昔の恋人に宛てた手紙の文面がおじさ…
振り子を使わなくなった父に、もう一度振り子を使って自分を見つけて欲しいという考えでベッドの下に隠れるも、父は自身の悩みでエストレリャを探しもしなかった
終始父が何を考えているのか分からない
聖体…
第二次世界大戦の前哨戦とも云える激しい戦闘が繰り広げられた(Google検索のAIによる概要)スペイン内戦が下敷きになった物語なんだけど、パパとおじいちゃんの確執くらいでしか表現されてないのがちょっ…
>>続きを読む1957年、15歳の少女エストレリャ(ソンソーレス・アラングレン/イシアル・ボリャイン)の父親(オメロ・アントヌッティ)が家を出る。それまでに父親と過ごした日々を思い出し、彼が故郷を想い、かつての恋…
>>続きを読むシーンごとの余韻をとても大切にする監督だなぁ。
流れを遮らずシームレスに続く編集がとても見やすい。
ある少女の回想。
子供の頃に見た、父親の顔と一人の男の顔。
そばにいても近づき難い距離感。
前作…
(C) 2005 Video Mercury Films S.A.