2025年3月、HHDのTV自動録画機能で鑑賞。
監督ビクトル・エリセは、先日観た「ミツバチのささやき」(1973年)のスペイン人。
作品は歴代最高のスペイン映画を決める投票で、本作は第6位に輝いた…
父と娘で南へ旅するロードムービーだと勝手に思っていたけれど、そうではなく、娘から父へのどうしても詰め切れない距離感を主に描く物語だった。そういう意味で、雰囲気は違えど『アフターサン』に近いものを感じ…
>>続きを読む名作で有名な本作ようやく観ましたね。しかし、スペイン内戦について概要は、知ってはいるけど内実の深いところまで知らないので理解するのが困難な映画でもありますね。「ミツバチのささやき」は、ボカシ過ぎて普…
>>続きを読むビクトル・エリセ監督作品、初鑑賞。
なんだか見入ってしまった。
血の繋がりがあってもひとりの人間としての父親のすべてを理解することは難しく、
いつの間にか彼女も大人になってしまった。
最後の食事の時…
少女から見た
父親という
一人の人間の移り変わりを
詩的な映像で綴った作品
私には
その対象となる
父親の苦悩の側から
どうして見てしうのだが。。。
自分の
人生の様々なシーンが
頭をよぎる。。…
1983年にスペイン・フランスでつくられたビクトル・エリセ監督作品。1957年、ある秋の日の朝、枕の下に父の振り子を見つけた15歳の少女は、父がもう帰ってこないことを予感する。そこから少女は父との過…
>>続きを読む左手の薬指で輝き続けるシルバーの六つ星のリング。役名のestrellaはスペイン語で星を意味する。大好きな父親から送られたのかもしれない。
父もひとりの人間であり個だということを作品を通して訴えかけ…
84年のスペイン映画祭で鑑賞。「エル・スールー南―」という邦題だった。翌年の公開時にも再鑑賞。エリセの最高作だと思う。180分の完全版は何とか復元できないのか。後半部をプロデューサーがカットさせたと…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.