犬の遠吠え画面外の
手のひらがゆっくり開いていく
ゆっくり何かを取り出す
父の振り子
画面外の父
階段、ボール
静かさを要求されるから、アクションがゆっくりになる
父娘のダンス
ゆっくり椅子にズーム…
思いもかけなかった映画が、思いも寄らない角度から他の作品に光を当てることがあり、長く映画を観続けることの醍醐味は、こんなところにもあるのだろうと思う。それはきっと、それぞれに切実に生きている人生と同…
>>続きを読む『瞳を閉じて』『ミツバチのささやき』に続き、自分にとっては3作目のエリセ作品。知らない父の過去の一端に触れ、全容もわからぬまま消え去ったことは自分も経験があった。そして父と娘は似たもの同士なのだろう…
>>続きを読む年初一発目 エリセ3/3
光というより、窓での演出が際立つ。分断、という意味ではブランコのシーンとショーウィンドウのシーンで意味をなす。父アグスティンの不明瞭な心象描写が南(エルスール)との圧倒的な…
父娘の関係を描いている点でいうとアフターサンはかなりこの映画に影響受けてそうと思えた。
父親の掴めない感じもそっくり。
夜、娘が庭のブランコに乗って父親の屋根裏部屋を見上げていたときに父と目が合うシ…
本作は、三島由紀夫の「午後の曳航」と重なる部分がある。幼い子供には、大人の男が同じ人間とは思えないほど、過剰に崇高で遠い存在に見えている。しかし、その幻想は大人に近づくにつれて薄れていき、単なる一人…
>>続きを読む(C) 2005 Video Mercury Films S.A.