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ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢のAMのレビュー・感想・評価

5.0
映画にもなった『A Chorus Line』のBroadwayでのミュージカル再演に於いてのADを追ったドキュメンタリー作品。


ダンスやってて、ADとか受けた経験を持つ人なら誰しも共感できて、引き込まれて、グッときてしまう作品だと思う!
本当にADって難しい。いくら練習が100回中100回上手くいっても、本番出し切れなきゃなんにもならなくて、プロもアマチュアもいる中新人が最終選考まで残ったりと、誰が受かるかも結果が出るまで本当に分からない。

とりあえず、一目惚れなんだって!見た瞬間コレだ!ってのがいるみたい電球何度も何度も見て考えるのもアリだけど、やっぱり一目惚れって大切だよね、だって舞台でもおんなじことだもん。きっと振り付け師が見入っちゃう人って絶対お客さんも見入っちゃう人だろうしね!
でもね、このドキュメンタリー観てても思う。見入っちゃう人っている。なんかこぅ、顎ひいちゃって、めっちゃ上目遣いになる(笑)オーラある人とない人!これだろうなー今日のクロコダイル練習見てても思ったもん。すっごい人はすげぇい



途中受験者のお父さん(昔プロバレリーナだったのに大怪我をして踊れなくなってしまった人)が言ってた台詞が印象的だったー
「体の傷は報いだ。明日のことはわからない。だから毎晩が舞台の初日であり、千秋楽でもある」
↑その通りだよね。明日いきなり踊れなくなるとかも全然有り得るんだから、踊れる時間をもっと大切に考えなきゃって思った!


あと『A Chorus Line』作・振付・演出家のMichael Bennettが言った、
「ダンサーは鏡によって自我を掘り下げていく。日々、鏡に自分を映すことで成長するんだ。でも鏡だからこそ自己は磨かれる。人の視線や拍手ではできない。」
って言葉も印象的。やっぱり鏡に向き合うことってすごく大切!=鏡に向き合って、自分と向き合って、自主練する人ほど絶対に伸びるってことだ!今日バイトまで自主練しにいこーっと





 あー。明日は自分がする側なんて。(苦笑)このタイミングでこの映画観てよかった!頑張ろーっと!
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