東京ド真ン中を配信している動画配信サービス

『東京ド真ン中』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

東京ド真ン中
動画配信は2024年4月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

東京ド真ン中が配信されているサービス一覧

『東京ド真ン中』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

東京ド真ン中が配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
クランクイン!ビデオ
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
スターチャンネルEX
みるアジア
WOWOWオンデマンド

『東京ド真ン中』に投稿された感想・評価

mingo

mingoの感想・評価

3.6
「男はつらいよ」番外編。全盛期を過ぎた宍戸錠(+蛾次郎)には渥美清の真似は務まらないか、完全にキレ味を失った野村芳太郎コメディ。すぐブラジルに行きたがる時代の映画でもある。しかしわざわざ親切に寅さんのテーマ曲でもれなく登場は劇場が揺れるほど沸いた!最後は「やはり倍賞がおっかけないとダメだよね…」と田旗さんが言ってたのも分かりみしかない…それでも四ツ谷駅付近や下町の風情がグッとくるうえに、ポルトガル語の勉強でラーメンライスてすっとぼける宍戸錠もコメディ頑張っててナイス健闘。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.0
ヒトラーが使用の水差しウケた。
加東さんと森田の結婚談議も結構キモかったが倍賞さんの女がイヤだったらもっと抵抗するでしょて言うのもゾッとした。
加東さんのキャラかなりキツかったけどスラックス前後逆に履いての立ち回りは凄いとしか言いようがない。
渥美さん登場時に寅さんのテーマが流れるわりに挨拶は省きますって言うのにはガッカリする。
ラーメン150円でカツ丼1250園とは正肉が高い時代だったのか。
山田洋次や森崎東はかつて野村芳太郎の助監をやっていたわけだから、本作はお師匠様自ら『男はつらいよ』を疑似演出したということになる。
きっとこれは鮮やかなお手本が観られる…と期待したが、実際観てみるとイマイチな出来だった。

加東大介や太宰久雄といった下町の人間たちは生き生きとしているというより下品かつ無神経に描かれ、昭和喜劇の悪いところが炸裂している。
ポリコレよろしく昭和の価値観を現代の倫理で断罪するつもりはない。
単純にお笑いとしてノイズが多すぎて笑えない。

宍戸錠だって日活時代はコメディ調の映画にも出ていたわけで、必ずしも喜劇に不向きということはないだろうが、どうもこういう役に似合ってない。
ただ単細胞で純情な男というだけで、それ以上の面白みがない。
とはいえ、渥美清にしても森崎東の『喜劇 女は度胸』や『喜劇 男は愛嬌』では狂気や怪物性が強く出ていたし、山田洋次との調和があってこその寅さん造形だったんだろう。
その点、本作はその両方が欠けているわけなので、表面だけ寅さんにしたところで面白くならないのは当然かも知れない。

その渥美清だが、この映画の終盤にゲスト出演している。
森田健作の「叔父」という体でお馴染みのテーマと共に登場し、”寅のアリア”よろしく長い口上を述べるのだが、正直ここしか面白くない。
しかも、ここのシーンのせいで宍戸錠の存在感はいよいよ風前の灯となり、構成としては失敗でしかない。
ただ興味深いのは、ここでの渥美清と森田健作の関係性は「寅さんと博」のパロディを狙っておきながら、結果この「ぼくの叔父さん」という構図が後年の「寅さんと満男」の関係を予見していることだ。