KAZ

名もなく貧しく美しくのKAZのレビュー・感想・評価

名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)
3.0
最近、高峰秀子さんの映画ばっか観てるじゃないかw

この映画の感想書くのは今の世の中じゃ何かと難しいね。
でも思った事書くね。
現代では障害者とか性的に特殊な人達…皆人権を持っていて、法的にも守られていて、一般人以上じゃないか?と思ってしまうほど優遇されてたりするじゃん。
だからそんな人達、皆堂々とした人生を送ってるよね。
以前は人前に出るなんて恥ずかしくて社会の陰に隠れていた人達がマスコミのカメラの前にも平気で登場してニュースでも顔出しまくってる。
極めつけはそれで儲けてるタレント。
凄い世の中になったもんだ。
中にはそれでもまだ扱いが悪い!とかって不満たらたら言ってる人もいるよ。
何か変だよな?
それならブツブツ言ってるアンタら
一般人と平等に扱って欲しいみたいだけど、一般人と同じ生活が出来るのか?って言いたい。
極々少数だろうけど、ニュースとかでそんな不満を訴えたりしてる人を見るとムカッと来る事あるよ。

この映画は今とはまるで別世界だった時代のお話。
〇〇とか〇〇〇とか…今ではタブーな呼び方が出まくってた時代だ。
人間なのに人間扱いされてなかったんだね。
そんな境遇の中、精一杯頑張って生活していた夫婦の物語。
小学校に上がった息子がグレだしたからこれはマズイな~、悲劇の始まりかぁ?とか思ったけど、卒業の頃になるとあら不思議、不良一直線だった息子が更正して親思いのしっかり者になっているではないか。
お父ちゃんお婆ちゃんと仲良く楽しい人生を送ってくださいませ。
変な感想でごめん。
KAZ

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