U-NEXTで視聴
コメディ・ドラマ・ロマンス映画
キャメロン・クロウ監督作品、オーランド・ブルーム、キルスティン・ダンスト出演
ドリュー・ベイラーはシューズ会社に務めるトップデザイナー。会社の期待を一身に集めていたが新製品に失敗、10億ドル近い損失を出してしまう。
自殺も考えていたが父の訃報を聞いて遺体を引き取りに父の故郷のケンタッキー州・エリザベスタウンに向かう。途中、機内で出会ったスチュワーデス・クレアと仲良くなる。
エリザベスタウンに戻ると父親の交友関係の広さと共に、まだ失敗が伝わっていない地元の人々からは有名シューズメーカーのトップデザイナーとして持て囃される。父の遺体は母の希望通りに火葬されエリザベスタウンの地で眠る事はなくなる。
クレアの勧めで父の遺灰と共に自動車で旅をし人生を見つめ直す...。
公開当時からタイトルだけは頭に残ってた作品。ロマコメかと思ってたらドラマ要素の方が強く全体的にコメディの明るさ。
冒頭の話は主人公に自殺を決意させるほどの大失敗話、10億ドルの損失が発生した靴のリコールを一人のデザイナーに全責任を負わすって何とも謎だけど。
そして中盤は「お葬式」。田舎らしく大勢の親戚がやたら口出ししてきたり色々と人間模様。
そして終盤は亡き父と共に自分探しの「ロードムービー」。
ヒロインのクレアは初対面の時から何故か主人公にやたらと親しくして凄く不自然。初っ端からグイグイと好感度あり過ぎ。何故彼女は主人公にそこまで尽くすのか謎過ぎる。最後のクレアが作ってくれたガイドブックの作り込み度が凄過ぎw
終盤はエリザベスタウン全く関係ないし、エルビスやキング牧師の観光地巡り。この終盤は完全に失敗していると思う。故郷愛が湧くとかそういう映画では全く無かった。
初日の晩にクレアと電話で話すところや葬儀での一連のシーンは良かった。
キルスティン・ダンストに免じてこのスコア。
主人公演じるオーランド・ブルームってレゴラスか
この映画から「マニック・ピクシー・ドリーム・ガール」(悩める男性の前に現れ、そのエキセントリックさで彼を翻弄しながらも、人生を楽しむことを教える“夢の女の子)という言葉が作られた