2022/12/6に鑑賞。
『寅次郎は旅先の北海道でワケアリ気な売れない歌手 リリーと知り合う。』
浅丘ルリ子を最初にマドンナに迎えた記念碑的作品(浅丘ルリ子は全部で6作に登場)。マドンナはいつもは優等生的な女性が多いのだけどリリーは寅次郎にも負けない破天荒。ただし寅次郎にはとら屋があるが、リリーには(母親はいるが)帰るところが無いのがつらいところ。2人の決裂の場面では珍しく寅次郎の言い分に理がある。寅次郎が世話になる北海道の牧場の人たちが良い人なのがほっこりする。リリーが結婚して寿司屋のおかみに収まってるという結末は唐突に感じた。
