びぎR

マイ・フェア・レディのびぎRのレビュー・感想・評価

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)
3.5
2023/7/7に鑑賞。
先日観た「舞妓はレディ」の元ネタということで観てみることにした(順番が逆だなw)。「舞妓はレディ」は上流階級英語→京都弁、イギリス社交界→花街、と置き換えたオマージュだった。コメディ色は元ネタの方が強いくらいなのは意外だった。各キャラクターがなかなか強烈。ヘプバーン演じる花売り娘イライザは男勝りで野性味あふれて今までに見た出演作とは一線を画す。野生的なヘプバーンも魅力的だなぁ。ヒギンズ教授は傲岸不遜、ひどい男尊女卑、現在ではメインキャストとしては有り得ないレベル(敵役ならあり?)。 友人のピカリング大佐やメイド長のピアス夫人も良く我慢しているものだ。イライザのお父さんの怠け者、ひとでなし度合いも好き。まぁ、ヒギンズの策略で惨め(?)な境遇に陥るだけど。。。 全編ミュージカルなのだけどどこかで聞いた曲が目白押し。それだけ後々まで残る名曲ぞろいってことなんだろう。英語なのでイライザのなまり度合いがわからないのはちょっと残念だった。
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