びぎR

北北西に進路を取れのびぎRのレビュー・感想・評価

北北西に進路を取れ(1959年製作の映画)
4.0
2023/5/18に鑑賞。
『ロジャー・ソーンヒルはいきなり拉致される。どうやらキャプランという人物と勘違いされているようだ。』
ヒッチコックの超有名作だけど全くの初見。タイトルから海洋冒険ものだと思ってたけどぜんぜん違った。米ソ(?)間のスパイ戦に一般人が巻き込まれるスリラー。主人公ソーンヒル(ケーリー・グラント)はかなり有能で一流のスパイになれそうな程。そして男性的魅力も抜群(笑) この映画のキモはなんと言ってもスリリングなシーンの数々。暴走する自動車、飛行機による襲撃、ラシュモア山の追跡、などなど連続で息もつかせない。ストーリーも架空スパイ、二重スパイ、偽装殺人、などひとひねり利いている。ラスト、スリリングなシーンから一転、ってのはかなり意表を衝かれた。女性の扱いがだいぶ酷いけど古い映画だから仕方ないのかな~ タイトルの意味は結局謎。
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