オダヤカ

エコールのオダヤカのレビュー・感想・評価

エコール(2004年製作の映画)
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どうしようもなく脱力させられてしまう胸糞な類の映画である。

美しい自然と無垢な少女たち…
自然的な世界観に見えてその実遊具や壁、水路など人工物の中で管理されている。

バレエ、蝶、剥製、籠の中の鳥…
モチーフがいちいち不穏に受け取れてしまう

特に最後の笑う男と噴水(しかもありえん勢いの良さ)を笑って受けとめる無垢な少女、これは最悪でしょう

最後も結局庭や広場、管理された空間ですので解放の話ではないのでしょう

さらにさらにOPが実はEDである円環構造だと考えるともう脱力させられちゃうね
オダヤカ

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