ラジオって好き
この物語は言霊を主軸に展開する訳であるが言葉の意味そのものより言葉から放たれた印象や空気感こそ言霊となるし、それこそがラジオの醍醐味だと思うんですよね
この映画に対して映像に詳しい方が映画（映像）としての面白みが皆無と厳しく批評しているのみたことがあり、確かに映像的に印象に残るカットってほぼ無かったです（なぎさが病院で紫音の放送を聴き全力で電車と並走しながら喫茶店に向かうシーンは日本の夏の青春全開で好き）
でもラジオ独特の空気感や音楽のライブ感という音から伝わる空気感が心地よかったし、やっぱり私はラジオと青春が好きなんだなというのが率直な所感です
