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2001年宇宙の旅のtdswordsworksのレビュー・感想・評価

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)
3.6
序章「人類の夜明け」がいちばんよかった。荒野に佇み、喚き散らし、肉を貪る猿と、幾度も繰り返す茜空。そこにかかるクラシック音楽。セリフなく30分以上続くが心地よかった。

そこから先は、予想どおり目新しいものはなく、映画史の教材のようなつもりで鑑賞。「アポロ計画以前の先人たちにとっての宇宙観」「CGを使わない宇宙の撮り方」「映像にエフェクトをかけることが最先端技術であった時代の映像効果へのこだわり」など、現代の映画を見ても知り得ない事がわかるおもしろさがあった。数多のコンテンツに影響を与えたインパクトの大きさもあり、ようやく必修科目の一つの履修を終えた感覚。
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